Incessant is the change of water where the stream glides on calmly: the spray appears over a cataract, yet vanishes without a moment's delay.
2013/05/24
柳家喬太郎
人生三度目の落語ブーム。と言うのもこの方のお陰。
ご存知柳家喬太郎。
お名前は随分前から存じ上げておりましたが、かつて二度あった落語ブーム時代は古典ばかり聞いていたので、喬太郎さんのイメージは新作落語の噺家ってイメージが強かったので、全く聞いていなかった。
落語の噺の種類として江戸後期から大正までに作られたものを古典といい、その数は400とも500あるとも言われ、その後の近代の噺家が創作した落語を新作落語と分けられております。新作の場合、現代を舞台とする話しも少なくなくありません。その分話しが軽くなるイメージがあったので、古典こそ落語と思っていた時分には、新作=喬太郎さんは全くのスルーでした。ここ一年ぐらい・・・これも録画番組で落語撮りだめをしている中に喬太郎さんが司会を勤める番組があって、そこで新作ではないばりばりの古典を聞いて、いっぺんでやられてしまった。古典落語の噺家としてもすごかった。その後聞いた喬太郎さん作の新作落語も面白く、こんな衝撃を受けたのは志ん生を聞いた時以来だった。
二度目の落語マイブームの時に志ん生/文楽/円生/小さんを筆頭に昭和の名人を聞き漁り、行き着いたのが小三冶と談志。この両人が現代の落語家の最高峰でこれ以上のものは無いんだと思っていた。その二人を越える噺家を開拓しようと試みたが、この二人+志ん生を越える落語家もめぐり合えるはずもなく暫く落語からも遠ざかっていた。
そこへきての柳家喬太郎。三代目柳家小さんを夏目漱石が「彼と時を同じうして生きている我々は大変な仕合せである」と『三四郎』の中で書いているんだけど、まさに「喬太郎がいる時代に生きてられて大変に幸せ」なのです。
折りしも浅草園芸ホール下席夜の部主任は喬太郎。スカイツリー一周年も重なって浅草園芸ホールは超満員。ネタは禁酒番屋。随所に喬太郎さんの擽りが散りばめられ、大笑いして帰ってきました。この人の落語は一過性でなくクセになります。出囃子「まかしょ」を聞くだけでわくわくさせてくれる数少ない噺家の一人です。
話は変わって日付も変わり24日。そうです今日はGRの発売。さぁリコーの反撃がはじまりますよー。
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